2010年2月18日木曜日

映画 サロゲートを観ました

映画 サロゲートを観ました。

きっかけは大阪大学の石黒教授が、既にこの世界観を実現化している 
というところでしょうか。
ロボット分野的に面白そうなテーマだったので、観てみました。

あらすじ:近未来、自分の分身となるリアルアバター(ロボット)であるサロゲートが
定着した時代。
サロゲートは自宅にいる自分が脳波でコントロールする第二の自分で、
容姿は好きに作れる。
サロゲートが普及した為、犯罪は一気に発生しなくなってしまう。
そんななかで殺人事件が起こる。
殺害されたのはサロゲートを開発した会社の会長の息子。
サロゲート経由で彼は殺されたらしい。
捜査をする警官(ブルース・ウィリス)が生身でこの事件を追及する、といった感じです。
ストーリーはそれなりに楽しい映画でした。
印象的だったのは、彼の奥さん、彼女もサロゲートを使っているのですが、
彼は本当の中身である彼女を愛しているという台詞です。


今回ブログで書きたいのは世界観のことです。

冒頭で、石黒教授が一瞬出るのは笑えました。
それはさておき。

サロゲート、実現化できるバックボーンは既に沢山あります。
先日HONDAとATR、島津製作所でASIMOを貼り付け型脳波センサーで
操作する技術を発表しましたし(これはそのままサロゲート)、
石黒教授の研究及び実験もまさにそれです(教授もATRのひとです)。

実現するのは時間の問題。
ただサロゲートは操りロボットで能力は人間を遥かに超えますが、
ではそうなるとどういった社会が訪れるか、そういった意味では
ちょっと世界観が描き足りなかったと思います。

例えばスーパーマンに成れるのだから、危険な仕事での活躍は
当然期待されるでしょうし(軍隊のシーンはありましたが)、
更に言えば人方でなくて動物や車、飛行機などになっても良さそうです。
運転という行為はいらないでしょう。
パソコンなんかも操作ではなく、専用端子で意識しただけで操作できる方が
自然だったと思います。そうなるともっと電子的に人と人が繋がっても良さそうです。

逆に不自然なのは性のシーンが冒頭にあったのですが、
ロボットがロボットと性行為しても中身の人間の感覚器は変わるわけではないので、
快楽は感じないんじゃないかと。

また心配なのはサロゲート依存症です。
映画で描かれていますが、理想の自分になるのでサロゲートに入りっぱなしで
肉体がおざなりになってしまうのです。
そうなると五感は鈍り、運動能力や代謝能力は落ちます。
つまり退化を引き起こす可能性があります。
まぁ食や生理現象があるので、アクセスしっぱなしにはならないようですが。
また死を克服できるわけではないですね。

逆のパターンで、自分を数値化しコンピュータに反映するという作品もありましたっけ。
私が知っているのはPSのACE COMBAT3の世界で、サブリメーションというのがありました。
これは人(プログラム)と人(プログラム)、そしてネットが繋がるので新しい感覚の世界と思います。

技術でいうなら魅力的なものだと思いますが、倫理道徳がどういう判断になるか、
それは人によって千差万別でしょう。
私はある程度肯定派です。

もし日本でサロゲートが実現すると、きっとネコや犬のような愛玩動物と
萌えキャラばかりになるんじゃなかろうかと(笑)思ったり。
自分でサロゲートを作るならやっぱりネコとキャティでしょうねw

2010年2月2日火曜日

第10回 ROBO-ESC Mtg議事録 2010/1/31

ROBO-ESC Mtgメンバーの皆さん、お疲れ様。

第10回 Mtgの議事録というより新年会の報告です。
丁度10回で新年とは都合がいいw

新年会なので、忘年会に続きサイコロを振り、また鶏鍋をつつきました。

メンバー:I先輩、T氏、O氏、KON氏、どんゆう。
KON氏は久しぶりの参加。調子はいいようですね。

サイコロは1stシーズンの最終話。
ま、無難におわったかな。
誰かさんはナメクジごときに二度も攻撃を喰らってたけどw
次回はI先輩、GMお願いします。
その間に2ndシーズンのキャンペーンシナリオ枠を考えておきます。

次回から本格的に活動再開。まずは準受動歩行機の製作、実験です。
既にどんゆう版で何箇所か問題が発生し、解決策を考えているところです。
一寸、スムースに歩くには困難がありそうです。

みなさん、がんばっていきましょう。