2010年12月25日土曜日

醤油だ

こいつ、本当に醤油が入っているじゃなイカ。







2010年12月20日月曜日

2010 12/20 第15回ROBO-ESC Mtg

今日は2010年最後の第15回ROBO-ESC Mtgを開催しました。
かなり苦戦しましたが、メンバー製作による準受動歩行機フレームが
ほぼ完成です。
次回は脚裏にアクリル粘土で起伏をつけます。
そして実験及び検討をしていく予定です。



左がメンバー製作フレーム。右は私製作。

ただ既に私の準受動歩行機の実験で、いくつか改良の余地が見えています。
1)片足遊脚時に支脚に充分加重が乗っている必要がある。
2)もしくは遊脚が振り子運動する為に、若干ディレイさせる必要がある。
3)更には腰を上下させるとなおベターと考えられる?
この3点が必要な感じがしています。
来年はここを重点的に実験し、効率的な歩行を研究していきましょう。
他にもテーマは考えていますが、それは後ほど。
2010最後なので鍋で忘年会でした。
醤油ベースでしたが、出来れば料理酒が欲しかった。
では良いお年を&来年も宜しく。

2010年8月30日月曜日

2010/7,8という私の人生の重要点

この7,8月は色々な転機といえる時期でした。現在進行形。
(6月も含むのかな。)

6月、修了間近に実兄OuchOuchOuchに訓練校へなかなか登校できないと
泣き入りもしました。
そこで諭してくれたのは、日々の変化は人生における転換期で、
例えば鬱病の薬が減ったり変わったりした場合、それは鬱病の状態が変わったことだ、
そして今のあっしはもう鬱病じゃない。だから自信を持って登校し、貫徹しろでした。

職業訓練校を修了し、7,8月と就職活動を進めてきました。
不景気もさることながら、自分のエンジニア能力も問われる就職活動でもありました。

アルバイトを8月半ばに得て、正社員になる為、
ロボットを社会に浸透するという自分の目標を進める為、就職活動をしてきましたが、
なかなかそういった理解は得られず、人材的にも私は先方の要望を満たしていなかった為
良い返事はもらえませんでした。

そして悩みました。
自分のやり方をみるに荒っぽいので、会社では通用しないでは?
もっと他の仕事に可能性を見つける選択肢もあるのではないか?
本当にエンジニアで仕事をしていきたいのか?
そもそもロボットを社会に浸透させるのに会社の力は必要か?

そんな悩みの中、また実兄に救いの手をもらいました。
それは「フリー <無料>からお金を生み出す新戦略」という本でした。
この本を読み、無料コンテンツの仕組みを知り、
ロボットを世の中に浸透させるプランが一気に出来上がり、
そうなると企業で実現するメリットはそれほど大きくないことに気付きました。

今私にとって、本当に重要な転換期を迎えています。
年齢的にもスキル的にも厳しい状態ですが、
自分の出来る事は沢山あるはずだし、それを棚卸し、
本当にしたい仕事を探そうと思います。

そして実兄OuchOuchOuchには本当に感謝しています。

2010 8/29 第14回ROBO-ESC Mtg議事録

2010/8/29 第14回ROBO-ESC Mtgの議事録です。

進捗


Tリンクのアルミ材からの作り出し完了。サーボの動作角は見直す必要あり。
ソフトウェアの変更で可能。


脚フレーム完成。但しTリンクとの接続穴を開け間違えてるのでここは修正。




これで金属から切り出す部品は終了。
プラパイプで切り出す部品は1点あるけど、すぐに出来るでしょう。

次回は今度こそフレームを作っていきます。
部品切り出しは結構難航した感じです。

今回思ったのは、工作という行為はまだ一般に敷居が高いと感じました。
Tリンクのアルミ材、切り出すのに苦戦したのは経験不足も確かですが、
作るにも工作の知識経験というのはかなり必要なのだと思いました。

接着も2液混合エポキシパテは初めて使ったようで、
私にとっては馴染み深くても、皆さんには知られていないものでした。

工作に関しても何にしても、気軽にやるというのはなかなかできない、
敷居を下げるには、それなりの経験もしくは経験者のアドバイスというのは
必要だと感じました。
今後もし、Make:機運が高まるなら、ある程度の工作能力を持つアドバイザーというのは
必須になってくるのかもしれません。

次回はフレームを完成したらアップしたいですね。



p・s
1) バイクネタ
バイクの良さというのはこれも経験すれば分かると思うし、それでもNGということも
あると思います。
ただ例の5Lシボレーエンジンバイク、みんな、馬鹿だとかおかしいとかいいますが、
冷静に見てみると、そのバカバカしい発想をなんの疑問もなく作るアメリカ人の行動力は、
(実際は色々あると思うけど)
常識から出る事を躊躇う日本人的な私から見れば羨ましいことです。
そういった独創力がMake:のような土壌を作り、
今後の産業界に影響をあたえていくのではと思っています。
単純にバカバカしいからと否定するのではなく、一歩引いて客観的に
評価できる目が私には欲しいと思います。
それとバイクの魅力は形だけではなく、エンジンの特性、ステアリングの癖、
サスペンションの動き、タイヤグリップ、そういったものが直に伝わる乗り物です。
しかもサスペンション、車だと受動的に路面のギャップを拾って吸収するだけの役割ですが、
(実際はバイク同様姿勢を変えてグリップを強める役割も出せますが。)
バイクの場合は積極的にサスペンションの伸び縮みを利用してグリップを上げたり、
旋回力を強めたりします。
モトクロスなんかはジャンプの際にサスペンションの反動を使います。
実はこれが分かってくると、自分で操っている感じが強くなり、ますます楽しい乗り物になります。



2)人間とロボットの境界=人間とは何か
このMtg中にこんな話題が出たので、私見を述べるのもいいかなと。
Mtg中の意見で、仮に人間が手や足、臓器を徐々に人工器官に換えていった場合、
最終的に人間である細胞が1こまでなってしまっても人間か?はてまたロボットか?
というのがありました。
逆にロボットが人間の手足や臓器を得ていった場合、何処でロボットと区別をするか?

ということも逆説的に導き出される問題です。

その中で最初の問いがある程度機械化したらロボット、後者はロボットに変わりはない、
という返答を得ましたが、それにはいくつかの曖昧さが見受けられると思います。

ある程度、という時点で既に曖昧ですが、仮に義足をつけた人をロボットと呼ぶかというと
そうと言う人は少ないでしょう。
私がリスペクトしている小説 戦闘妖精雪風改にインディアンサマーという話があり、
その話の中で心臓がプルトニウム動力の男が出てきます。
彼は主人公と心を通わせ、任務中に命を落としますが、
その死の際「僕は人間だよな」と主人公に問います。
主人公は「あたりまえだ。」と応えます。

逆にロボットが人間の組織で出来た臓器に変わっていった場合、
今度は見かけ上完全に人間が出来上がります。
そうなるとどうやって初めから人間だった人と区別をするのでしょう。
法的にロボットだったのだからロボットなのだろう、という考えもあるでしょうが
では現在その法があるのでしょうか?
そして法というものは人間の主観的区別でしかなく、これも基準は曖昧になるでしょう。
更に言えばクローン人間、人工の生命、彼らも生きていることです。

人間とは何か、この問題は学問が発生した時からずっと追い求めているものの一つです。
分子生物学、化学、脳工学、アンドロイド学、更に哲学などもこの問題にアプローチされ
答えは出ていません。

私は人間の本質とは体には無く、もっと別の解があると思っています。

まず生物全般から考えますが、生物は細胞で構成されてるのがほとんどです。
細胞は物質(有機物)で構成されています。
それは高等な生物でも単細胞生物でも変わりなく、人間も例外ではありません。
そうなるとそこでは人間のボーダーラインが引けません。
また先にも書いたとおり細胞は有機物で出来ているので、
物質として比べると、無機物と区別は出来ません。
無機物の体、人工器官だってかまわないでしょう。
(飛躍ですが珪素主体の有機物があってもおかしくはないのです。)
例えばウイルスは他の細胞を使って自己複製、進化しますが、結晶化もするので
物質と生命の中間であるとも言えるでしょう。
極端、その辺の石ころだって物質という意味では私と差は無いでしょうね。
受精卵があること、という意見もありましたが、受精卵は結局細胞そのものであり、
isp細胞なんかもそうですが、=物質なのでそれもボーダーラインとしては使えないでしょう。


アンドロイド学では「私とは何か」というアプローチを続けています。
毎度おなじみリスペクトしている大阪大学の石黒教授ですが、
教授はロボットという鏡を用いて自分を知りたいそうです。
実は私がロボットにこだわる理由もそこにあります。

そこでの教授の現状の考えは、
「私というものは無く、他の人が私を感じるかどうかで決まる。」
ということです。
つまり対象が人間を感じればそれは人間であるということです。

こういう実験を行なったそうです。
小学生にロボットを与え、ロボットと一緒に演劇をさせた。観客はどう反応したか。
観客はロボットであることを忘れ、人間に感じていたと。
他にもこういった別の実験をされていますが、
いずれもロボットを人間と区別無く感じたそうです。

結局 、人間は他人がいないと人間を意識できない、
社会的な存在だということでしょう。
私もそう考えています。

そうなると自分は人間なのか?
その問いに答えるのは難しいことだと思います。
例えば何も無い暗い密閉空間に一人でほっとかれたら、
長い時間後にはその人は何もしないし考えないでしょう。
その時人間らしさが失われるのです。

現状分かっているのは、他人との相互作用で相手を人間と感じることはできる。
しかし自分を感じることは出来ないということです。

脳工学でも同様の結果が得られています。

私見で言わせて貰うと、人間と認識できるものは人間である、というのが
一番私的には納得できる答えではないかと考えています。
そしてこのMtgが進むことと、私のライフワークはそれを追求していくことになると思っています。

2010年7月27日火曜日

ダクテッドファン起動。その直後に…。(偶には自主的活動もしないとね。)

6,7月はROBO-ESC Mtgは開催されなかったので、
ブログは寂しい状態。

丁度この二ヶ月は職業訓練所の修了やら就職活動やらで
色々と費やしてしまい、生活もだらけてしまっていました。
ちなみに6/27にバイクで事故ってしまい、バイク廃車orz。
直ぐに使える交通機関が無いとすごい不便です。

それはさておき、次回のMake:Tokyo Meetingに向けて
何か製作をしようと考えていたのですが、その動力となる
ダクトファンを実験起動してみました。
ダクトファンはラジコン飛行機用の推進力機で、
今のターボジェットファンエンジンのモータ版と考えてよいでしょう。

動画を添付します。

その威力たるや凄まじいものです。音もすごい・・・。

推力は500g程度とお店の人は言っていましたが、

それでは利かない位すごい推力です。

ちなみに動画撮影後、制御が利かなくなり暴走して

ブレードが一枚飛んで行きましたorz。

制御用PWMのデューティ比を見直す必要がありそうです。

また調達せねば・・・。

2010年6月18日金曜日

あれから一年過ぎました

あれから一年過ぎました。
アイコンの愛猫、カーサが天国へ旅立ってから。
今頃はそこで美味しいマグロでもむしゃぶりついているのでしょうか。


気持ち的には猫がいないのは非常に寂しいです。
猫ニウムを補充したい気持ちを抑えるのが大変です。
でも、現在の状況が猫を飼うことを許さないことを強く理解しています。
猫を飼うには非常に責任が必要です。
一人暮らしでは果たすにも限界があります。

最低限、食べ物と排泄物の面倒は見なければなりません。
仮に仕事に就いて宿泊出張だの、宿泊ツーリングだのしようものなら
それに対しての対策をしっかりしないと猫は死んでしまいます。
(とくに出張で2~3日家を空けるとなると。)

またそれとは別に、やっぱり愛着のあったカーサだったから可愛いと思っていた
のかもしれません。
別の猫を可愛がれるのかどうか…。まぁ猫は飼えば勝手に懐きますが。

そんなわけで今日は亡くなった時間に黙祷を捧げます。

2010年5月30日日曜日

2010/5/30 第13回 ROBO-ESC Mtg議事録

最近、ROBO-ESC Mtgの議事録にしかなってませんねw

今日は第13回 ROBO-ESC Mtgでした。

進捗
・準受動歩行機製作の続き。
前回、Tリンクのアルミ材削りだし時にドリルの歯が折れてしまって
一個再製作しました。
しかし今度は螺子きり時にタップが折れてしまい、また一個ダメにしてしまいました。
Oさん、しょがないよ。工具は消耗品だよw。

次回はTリンクを作って、フレームを完成したいところです。


ネタ
今日は職業訓練校の知人から米軍のレーションを譲っていただいたので、
それをみんなで試食。

・・・。

絶句。

アメリカの軍人さんはあんなものでお腹を満たして戦っているなんて、
偉大だなと思いました。

こう、味が薄っぺらい。
コクが無いというか、酷だった。
旨み成分って無いのね。

おかげで大分みんなの志気が下がりましたよ、もうw
夕飯のピザが美味しいこと美味しいことw

次回はまともな夕飯作ります。

2010年4月26日月曜日

2010/4/25 第12回 ROBO-ESC Mtg

第12回 ROBO-ESC Mtg参加の皆さん、お疲れ様でした。
ネット接続に尽力を尽くしてくれた方、
転職活動の作品の動画撮影に協力してくれた方、
感謝です。

結局この日はネットワーク入れ替えなどをMitさせてしまった関係で
かなりバタバタして段取りが悪くなって、皆さんにご迷惑をおかけしました。
うどんもお湯が無いというマヌケをかまして、ちょっとノビてしまいました。
すいません。

進捗です。
準受動歩行機(ROBO-ESC Mtgメンバー用)の部材切り出しの続きです。
Tリンクのアルミ角材1個とアルミパイプ2こを切り出しました。
アルミ角材は元がかなり硬いので、電動工具でもてこずりました。
クラフトマンO氏がかなり奮戦しましたが、Tリンク穴あけの際
ドリルが折れてしまいました。
しかも折れたドリルは角材の中に取り残されて取り出し不可能。
工具は消耗品でもあるので、仕方ないです。
それにしてもアルミ角材恐るべし。
なのでもう1個、新たに次回作り直しです。

金属加工モノはこれと、あとは腰のネジシャフトくらいかな。
次回辺りにはフレームが形になってくると思います。
後の艤装(笑)はその次ですね。

回路基板ですが、私のはArduino nanoに直接電源を入れる方式に変更しましたので、
同様の改修を入れてもらおうと思います。

問題点ですが、私の歩行機を直に見てもらって分かってもらえたと思います。
(この一つ前のブログの動画参照。)
爪先立ちになった軸足が後ろ側に重心が掛かってしまい、それで安定して
止まってしまう現象が発生しています。
問題解決として必要があるのは、
・脚裏スイッチのセンサー感度を上げる、スイッチの位置を後方にずらす。
・軸足に充分荷重が掛かる何らかの対策。
・遊脚が一寸遅れて振り子運動する。

というのが最低3つあります。
そのほかも皆さんが実際に作って実験して問題を洗い出して
解決案を考え出して欲しいです。
私も実験して何か良い解が無いか考えます。

現状は以上です。

次回は5月末ですかね。

p・s
今回も雑談はカオスでしたw
C-Xの背中のラインがエロいとか、TK-Xの砲塔のラインがエロいとかw
O氏とあっしで盛り上がってスマン。
ほら良い工業製品はデザインも優れているという例なのでw

バイクネタは…やっぱり感覚、感性のものなので説明が出来ないです。
乗ってナンボな乗り物なので…。
でも、コーナーで自分の意志でバイクを操って車体をバンクさせて、
出口が見えたら滑らかにアクセルを開けて加速すると、
いい感じにリアタイヤがグリップしてグーンと加速する感じが気持ちいいんですよ。
他にも屋根や柱が無いから視界がすっきりしてたり、
外の環境を肌でじかに感じたりと…。
そこだけは乗ってみないとの世界ですが。

2010年4月12日月曜日

準受動歩行機の進捗でも。

以前から研究している受動的動歩行を利用した、

平地で歩ける準受動歩行機の進捗を一寸アップ。


既に以下の改良を実施。
1)脚をアルミ角パイプにし、シャフト部分もアルミパイプを通して精度を出した。
2)前傾姿勢になるよう(つま先に重心が来るよう)Tリンクを短いものにした。
3)足首が横から見て弧を描くよう、蝶番の部分は角度を付けてある。

そんな感じで下記動画が動作風景。
00:10位からムーンウォークみたいな歩き方にw。


これは軸足に充分加重が掛かっていない為で、

本来ならちゃんと荷重が掛かっていれば、

逆の遊脚は自由な振り子運動になっていたはず。

結論として、軸足にもっと荷重をしっかりかけ、

つま先の脚裏支点より前に荷重が掛かれば上手くいく感じがします。

ただ、そのためには上半身となる振り子サーボが必要かなぁ。

もう少し脚裏形状とTリンクの長さを追及しようと思います。

三浦半島ツーリング

4/4にRental 819さん主催のツーリングにバイクレンタルして参加しました。
バイクはドゥカティ ストリートファイター Sです。




いやぁ楽しいバイクでした。まるでエンジンとガソリンタンクだけ?とか感じてしまいました。
非常にコンパクトで扱いやすいけどパワーあるし。
コーナリングがどうかワインディングも試してみたかったなぁ。

当日は曇り(前回のツーリングでは雨で、銚子だったらしく津波警報が出てたらしい)。
一寸寒かったけど、天気は何とかもちました。
(最近は雨男と化しています。)



お昼はマグロ尽くし。
お刺身に、、マグロカツに、煮物。
マグロ禁輸措置がどうとかいうご時世に、リッチ。
いやもうマグロ食べられないかも。
ちなみにマグロカツはトロトロで、煮物もしみこみ加減がGOOD!!



ここは観音岬。灯台をバックに参加者をテキトーにパシャ。

それにしても、行きは後ろのほうについて集団から離れそうになったので
アップピッチで飛ばしたら、知らない間にみんな高速降りてて、
気付いたら私と後続のカップルと最後尾のスタッフさんだけ…。
ご迷惑をおかけしました。
帰りは帰りで、ガソリンが乏しいかな?とかで途中で高速降りたり。

ま、久しぶりに楽しかったです。

でもやっぱりバイクを楽しむのはソロor少人数ツーリングの方が
気が楽かな?

6月以降はドゥカティからMulti Stradaが発売されて、レンタルできるようなので、
それは要チェックです。
(このバイクほど私の条件を満たしているバイクってないんですよね。)

2010年3月17日水曜日

バイク試乗会

3/7,13とバイクの試乗をしてきました。(7は見てきただけになってしまいましたが。)

3/7はHONDAドリーム主催で、新型VFR1200やCB1100も試乗出来ましたが、
この日は雨で当初やってないだろうと思い諦めて、少し小降りになったので
とりあえず見に行ってみたのですが、肝心の試乗の段階で
免許証を忘れてしまい試乗できずorz。

3/13は7の帰りがけに近くのRental819さんに寄ったのですが、
その日に試乗会があるよと案内がありまして、行ってきました。
天気は風が強いものの良い天気で暖かく、かなり良いバイク日よりでした。
試乗したのはヤマハ YZF-R1、ドゥカッティ1198S、KTM RC8の3台。

R1は最初に乗って、いままでスクーターの感覚が残っていたので、
急に前傾+重いクラッチでビビリ、ミートもミスをするドジ振りでした。
走り出しはしましたが。
このバイクはAモード,STDモード,Bモードとありまして、
Aモードはアクセルに敏感でサーキットとか本気じゃないと使い切れないと思いました。
ロッシがいうようにスウィートには感じませんでしたw
STDか、楽に乗りたければBモードですね。
4気筒でプレーンシャフトということで、普通の4気筒に比べて違和感がありました。
スーパーバイクなので軽めなのでしょうが、重く感じました。
一寸私には相性が悪かったです。

ドゥカティ1198Sですが、このバイクは逆にエンジンの回り具合が手に取るようにわかりました。
メカニカルノイズも逆に回して回してっていっている感じで、非常に楽しかったです。
ポジションもコンパクトで、それがかえって操りやすいと感じました。
サスもスムーズに動くし、ブレーキは低速域だとガツンとなってしまいますが高速だと逆に
信頼感がありました。
いろんな意味で魅力的なバイクでした。はっきり惚れてしまいました。
しいて言う欠点は、シート下にマフラーがあるのでお尻が熱いことでしょうか。

KTM RC8ですが、はじめドゥカティと同じ2気筒なので扱いやすいかなーと
期待していたのですが、こちらはR1のAモードみたいにアクセルに非常に敏感で、
これも回さないと乗りにくいと思いました。
デザインは結構好みなのに。

今月はこの後26~28とモーターサイクルショウ、来月は4日にRental819さん主催のツーリングに参加で、バイク月間となってしまいましたw。
しかも借りるバイクはドゥカティ ストリートファイターSで1198に近い特性だと思うので楽しみです。
またモーターサイクルショウで新型MultiStradaもでるかもなので、期待大です。

ああ、壊れないならMultiStradaいいなぁ。
HONDAから1200マルチパーパスや新型アフリカツインの噂もあるしなぁ。
就職できたら数年後には考えたいなぁw

最近見たアニメ映画

Twitterでついーとしておきながら書いてなかった、最近のアニメ映画の感想です。

・リリカルなのは MOVIE 1ST
リリカルなのはは今までTVで放映していたにもかかわらずチェックしていなかったので、
今回映画ダイジェスト?で観て見ました。
更に事前に続編のA,sやStrikersも観てしまいました。
映画楽しかったですね。
なんというか、魔法バトルアクションバリバリでした。
魔法の発動デバイスが英語(外国の声優さん)で話すのもかっこよかったです。
なのはの優しい気持ちやライバルであるフェイトの境遇とか、よく練られて作っていると思いました。
(ちなみに私が昔考えていた言語力学と言う似非学問、突き詰めると魔法かもとか思ってしまった。)
続編のA,s、多分MOVIE 2NDで公開すると思うのですが、事前にDVDで見た限り、
こちらもかなりいい話だったので期待大です。
(Strikersはちょっと序盤が感情移入できなかったけど。)

・宇宙戦艦ヤマト 復活編
う・・・(絶句)。
レイトショーで安く観れたのですが、なにかこう割り切れなくて損をした気分でした。
ストーリーは簡潔にいうと、
とあるブラックホールが何故か地球に向かって伸びてきて、人類は異星へ避難しなければならない。
しかし、どこかの星の宇宙連合が地球の移民を侵略行為とみなし、移民団を攻撃する。
困ったので、第3移民団に復活したヤマトに古代艦長を乗せて異星まで護衛するといった話です。
感想としては、なんというかご都合主義だな感が満載でした。
例えば宇宙連合のある一派は、ヤマトの戦いぶりを見て、
「あれは侵略者の行なう行動ではない。敬意を表し、攻撃を中止する」とかいいだすし、
宇宙連合の長がなんかファンタジーだし、その長がブラックホールを操作して地球を
飲み込もうとしていたけど、飲み込む直前にネタをばらし、ヤマトにネタを破壊されたり。
なんかこう盛り上がりに欠けるなぁと感じました。
続編があるようですが…もっとがんばって。

・ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!
これは原作の第124,125話のリメイクでしたが、映画用に良く盛り上げていたと思います。
大筋は変わらないのですが、キャラクターをよく考えて作って配置して、
ストーリーも纏っていたと思います。
個人的にアリサちゃんとダディが好きだしw
エンドロールは前作の名場面もあって、ドラゴンウォリアーズのヒロイン、シオンちゃんも
沢山出てて予想外の嬉しさでした。

・ガンダムUC
これは人によって評価が分かれるかな?と思います。
私的にはメカアクションやその描写はすごいなと思ったのですが、
折角平成シリーズの機動新世紀ガンダムXでニュータイプを結論できたのに、
ここで蒸し返すかな?という感じでした。
(平成ガンダムはニュータイプという概念が出てこない。)
ユニバーサルセンチュリーファンにはたまらない一作でしょうが、
私はユニバーサルセンチュリーシリーズも平成シリーズも両方観ていて、
そのうえで期待度はそれなりかな?という感じです。
どちらかというと9月に上映される劇場版ガンダムOOに期待。
重箱の隅をつつくとすると、なんでコックピットにGが掛かるからエアバックはあるのに
シートベルトしないのかな?と思います。

以上です。

第11回 ROBO-ESC Mtg議事録 2010/2/28

皆さん、遅れてすいません。
2010/2/28 第11回ROBO-ESC Mtg議事録です。

今回は準受動歩行機の製作の続きで、脚と足首の製作でした。
慣れないアルミ材を皆さん奮闘して、削りだして完成です。
サンダーとか使うともっとラクかなと思ったんですが、
音が大きいし、あの威力なので躊躇かな?

次回はTリンクのアルミ材の削りだしと股関節のネジ棒をカットして
組み立てに入りたいところです。
4or5月度Mtgには組み立て完了したいですね。

その後、I先輩マスターでサイコロで遊んでました。
デモンパラサイト、初めてのルールですが慣れれば結構簡単かな。
KON氏に私はだいぶいぢめられたようなw
(私のキャラはいわゆる一般人で、この世界のプレイヤーキャラでは一寸特殊。
能力が劣るのででかい事がいえないw)
次回の3/21?には転がすかは不明ですが、I先輩宜しくです。

2010年2月18日木曜日

映画 サロゲートを観ました

映画 サロゲートを観ました。

きっかけは大阪大学の石黒教授が、既にこの世界観を実現化している 
というところでしょうか。
ロボット分野的に面白そうなテーマだったので、観てみました。

あらすじ:近未来、自分の分身となるリアルアバター(ロボット)であるサロゲートが
定着した時代。
サロゲートは自宅にいる自分が脳波でコントロールする第二の自分で、
容姿は好きに作れる。
サロゲートが普及した為、犯罪は一気に発生しなくなってしまう。
そんななかで殺人事件が起こる。
殺害されたのはサロゲートを開発した会社の会長の息子。
サロゲート経由で彼は殺されたらしい。
捜査をする警官(ブルース・ウィリス)が生身でこの事件を追及する、といった感じです。
ストーリーはそれなりに楽しい映画でした。
印象的だったのは、彼の奥さん、彼女もサロゲートを使っているのですが、
彼は本当の中身である彼女を愛しているという台詞です。


今回ブログで書きたいのは世界観のことです。

冒頭で、石黒教授が一瞬出るのは笑えました。
それはさておき。

サロゲート、実現化できるバックボーンは既に沢山あります。
先日HONDAとATR、島津製作所でASIMOを貼り付け型脳波センサーで
操作する技術を発表しましたし(これはそのままサロゲート)、
石黒教授の研究及び実験もまさにそれです(教授もATRのひとです)。

実現するのは時間の問題。
ただサロゲートは操りロボットで能力は人間を遥かに超えますが、
ではそうなるとどういった社会が訪れるか、そういった意味では
ちょっと世界観が描き足りなかったと思います。

例えばスーパーマンに成れるのだから、危険な仕事での活躍は
当然期待されるでしょうし(軍隊のシーンはありましたが)、
更に言えば人方でなくて動物や車、飛行機などになっても良さそうです。
運転という行為はいらないでしょう。
パソコンなんかも操作ではなく、専用端子で意識しただけで操作できる方が
自然だったと思います。そうなるともっと電子的に人と人が繋がっても良さそうです。

逆に不自然なのは性のシーンが冒頭にあったのですが、
ロボットがロボットと性行為しても中身の人間の感覚器は変わるわけではないので、
快楽は感じないんじゃないかと。

また心配なのはサロゲート依存症です。
映画で描かれていますが、理想の自分になるのでサロゲートに入りっぱなしで
肉体がおざなりになってしまうのです。
そうなると五感は鈍り、運動能力や代謝能力は落ちます。
つまり退化を引き起こす可能性があります。
まぁ食や生理現象があるので、アクセスしっぱなしにはならないようですが。
また死を克服できるわけではないですね。

逆のパターンで、自分を数値化しコンピュータに反映するという作品もありましたっけ。
私が知っているのはPSのACE COMBAT3の世界で、サブリメーションというのがありました。
これは人(プログラム)と人(プログラム)、そしてネットが繋がるので新しい感覚の世界と思います。

技術でいうなら魅力的なものだと思いますが、倫理道徳がどういう判断になるか、
それは人によって千差万別でしょう。
私はある程度肯定派です。

もし日本でサロゲートが実現すると、きっとネコや犬のような愛玩動物と
萌えキャラばかりになるんじゃなかろうかと(笑)思ったり。
自分でサロゲートを作るならやっぱりネコとキャティでしょうねw

2010年2月2日火曜日

第10回 ROBO-ESC Mtg議事録 2010/1/31

ROBO-ESC Mtgメンバーの皆さん、お疲れ様。

第10回 Mtgの議事録というより新年会の報告です。
丁度10回で新年とは都合がいいw

新年会なので、忘年会に続きサイコロを振り、また鶏鍋をつつきました。

メンバー:I先輩、T氏、O氏、KON氏、どんゆう。
KON氏は久しぶりの参加。調子はいいようですね。

サイコロは1stシーズンの最終話。
ま、無難におわったかな。
誰かさんはナメクジごときに二度も攻撃を喰らってたけどw
次回はI先輩、GMお願いします。
その間に2ndシーズンのキャンペーンシナリオ枠を考えておきます。

次回から本格的に活動再開。まずは準受動歩行機の製作、実験です。
既にどんゆう版で何箇所か問題が発生し、解決策を考えているところです。
一寸、スムースに歩くには困難がありそうです。

みなさん、がんばっていきましょう。

2010年1月1日金曜日

去った年、来た年

新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。

本当は年末1/31に去年を振り返りたかったのですが、
一寸気分が乗らなかったもので・・・。
今日は天気も良かったし、おみくじも願いどおりだったので
気分がいいです。

さっと去年を振り返り、今年の抱負をば。

今年の抱負

・まず一にも二にも、人生最初で最後(予定)の転職を自分の狙った会社で成功させる。
 これが自分にとって人生的にも重要な点。ここは売り込んでねじり込んでも成功させます。
 ちなみにやりたいことはエンタテインメントロボットの開発、更には沢山研究されている
 ロボットのことを、纏めることをしたいです。その結果何が出来て、世の中がどう変わるのか。 

・その為にスキルをあげる目的で職業訓練校の内容をマスターする。
 これが第一ステップ。基礎がなければ人は納得しません。

・就職が出来たら、サポートしてくれた家族に返すものを返さないとね。少しずつですが。

・趣味の復活。
 就職して安定したらバイク買ってツーリングしたいです。
 また、ラジコンも安定したら復活したいです。カテゴリーは1/8オンロードレーシング。
 ラジコンの中ではF1と呼んでもいい、最高峰のカテゴリーです。
 ちなみにストレートは時速100km/h越えます。


昨年を振り返って

まずはその前の年から続いた鬱病のおかげで休職だった一年。
(その前も復職したり休職したりを繰り返しましたが。)
そして産業医に指摘され、自分が見えずに合わない仕事をしていたと気付き、
会社を辞めた転機の年。
鬱病の原因の一つは両親の死であることは否定できないけど、うすうす思っていた
仕事が合わないことも明確化しました。だから決心して退職をしました。

また愛猫であるカーサが亡くなり、悲しいときもありました。
猫は好きですが、いまではアイツが良かったんだなと思います。


そしてその反面、Make:という存在を知り、世の中にギーグという人々が活躍し、
自分達のアイディアのガジェットを見せ合う場があることを知った一年でもありました。
これが自分のやりたいことに繋がると、見せ付けられました。
そして試しにではありますが、出展してみて非常に刺激的でもありました。
いろいろな人が私達(ROBO-ESC Mtg)のしていることを見聞きし、
いろいろ質問されたり感心されたり。
そのおかげで自分の方針が見えた年でもあります。

また転職はまだですが、求めていたスキルを学ぶチャンスが職業訓練校で得られた、
非常にタイミングも良かったこともあります。


これらを活用し、今年も自分を発展させていきたいです。

本を読んで:アンブロークンアロー 戦闘妖精雪風

アンブロークンアロー 戦闘妖精雪風。
神林長平氏著のこの本だけは必ずブログに感想を書こうと
心に誓っていました。

ただ、あらすじを書くには余りにも複雑且つ難解で、
私の稚拙な表現ではすごさを十分には伝えられないと思います。
それでも、この結論は、この想いは、書かずにはいられません。
なぜならその想いの言葉が私の心の決心となったのですから。
鬱であった私に、そうではない、生きるということはこういうことなんだ、
と判らせてもらったのです。

もし興味をもたれた人は、ぜひ読んでみて欲しいです。

ちなみに戦闘機ものですが、迫力あるドッグファイトシーンは
数ページしかありません。しかしすごい濃密ですが。
そこを期待しないほうが良いです。

あらすじですが、今回は舞台となる、地球と異なる惑星フェアリーと
地球を結ぶ超空間トンネル「通路」をトリックとし、
フェアリーで戦う地球軍FAF(フェアリーエアフォース)、
その情報軍にいるロンバート大佐が敵である地球外知性体ジャムと結託し、
地球に対し宣戦布告をする手紙を、
地球に居る地球人、ジャーナリストであるリン・ジャクスンに送るところから始まります。
(地球人と書いたのは、彼女が国家、民族、宗教、政治等に対して客観的であり、
それらを越えて唯一ジャムの脅威を世界に伝えている人間だからです。)

そして物語はロンバート大佐を中心に、主人公である深井零と彼の所属する
特殊戦を巻き込み、不可思議な感覚の空間に放り込まれるという展開になります。

どう不可思議化というと、人間は本来、五感から加工された情報を脳は受け取るのですが、
(ここは最新脳科学で既に提唱されています。池谷祐二氏著の本で紹介されています。)
この空間では、加工されないリアルな情報が脳に飛び込んでくるのです。
そしてその情報の受け手は深井零だけでなく、彼の愛機、戦闘知性体である雪風にも
同時に伝わるのです。
逆に言うと、深井零の行動が雪風の望む行動、情報収集になる空間とでもいうのでしょうか。

その中で零は自分の周りの人間を知ることになります。
今まで彼がしたことのなかった行動です。
(なぜなら、今までは彼にとって「そんなことはどうでもいい」ことだったのです。)
それは上司であるクーリィ准将と友人であるブッカー少佐の二人でした。
同時にそれは雪風が自分の周りの人間が見方か敵かを知ることでもありました。
結果、零は他人を知らなかった自分を知り、そして興味と関係があるからこそ
その人たちを味方であり信頼し、そのうえで「そんなことはどうでもいい」
と言えたのだと気づきます。

そして気づくと、彼は相棒である桂城少尉とともに雪風で飛んでおり、
ロンバート大佐を追い詰めている状態になります。
ロンバート大佐はこのリアル空間を利用し、通路の向こう側を
量子論的に自分の都合の良い世界、リアル感覚の地球にしようとします。
雪風は今までそれを防いでいたのです。
零はそのことに気づき、今度は自分の力で量子論的に通路の向こう側をあるべき世界、
つまり普通に人間が感じる地球にしようとします。
いままで「そんなことはどうでもいい」と言えたのは更に通路の向こう側がそういった
地球であったから、そういう世界があったからそう言えたのだと気づいたのです。
リアル感覚の地球は言うなれば雪風やジャムが感じる、機械的に認知された地球なのです。
それは普通の人間には耐え難い感覚です。
ロンバート大佐は先天的脳の欠陥により、つねにリアル感覚で生きていたのです。
そして彼は人間として運命を切り開くよりもジャムとして超人的な感覚で生きることを選んだのです。
対し零は、人間として雪風に依存するのではなく人間として最高の性能を発揮し、量子論的な運命を
人間の手で切り開いていく決心をします。

そしてクライマックスは、雪風=零+桂城 vs ロンバート大佐のどっちが先に通路に飛び込むかの
レースとなります。
その瞬間、零はこう思います。
俺は人間だ、これが人間だ、わかったか、ジャム。と…。


私が自分の鬱病を否定出来たのは、実はこの言葉だったのです。
この言葉の想いには自分の人生を自分で切り開く覚悟が必要だと理解し、私も決心をしました。
「自分の人生を自分で生きる」と。
これは普通の人には当たり前のことです。
ですが、今までの私にはこれが出来なかったのです。
人に心配させないように繕うだけの生き方でした。
思えば親孝行の為と思い込んで安定した会社に入り、そこで流されて自分のすべきことをせず
本当はやりたい事があるのにそれを見なかった自分。
今になってその自分に気付き、そのことを亡き両親に話すことも出来ず、
とても親不孝なことをしてしまったと今では思っています。

だからせめてこれからは、自分の人生をよく考えてすべきことをして生きていきたいと思っています。

本を読んで:メイドロボットはどこから生物となるか

メイドロボットはどこから生物となるか、という本を読んでみました。

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%93%E3%81%8B%E3%82%89%E7%94%9F%E7%89%A9%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%8B-%E5%A4%8F-%E7%B7%91/dp/427406770X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1262348177&sr=1-1

URLながっ!!

ま、それはおいといて。

内容は、ある日とある高校にメイドロボット「ピノン」が試験運用でやってきて、
とある男子生徒の横の席になって仲良くなって、生物部の女子が「ピノン」に
生物と無生物の間で興味があると言って、3人で生物部活で、
分子生物学(細胞やDNAやミトコンドリア、ウィルス)について深く突っ込むお話です。

著である夏緑氏は小説家であり、更に分子生物学会会員なので
そこからのアプローチから切り開いていっています。
どちらかと言うと分子生物学についての説明が主体で、
特にロボットを登場させる必然性は感じませんでした。
そういう意味で私的には期待していた人間とロボットの境界とはなにか?とは違っていました。

著氏もこの本の序盤でおっしゃっていますが、人間の器官をどんどん機械化したら
ロボットになるか?という問いには、やはり人間だろうという答えは出していますが
それは分子生物学では説明できません。
また逆も然りで、どんどん生物化していくロボットは人間になるか、
それが殺されたら器物破損になるのか、殺人なのかはもはや法や倫理の話です。

人間と、高度に知能化身体進化したロボット、それに境界は必要なのか?
実は私はそこが一番フォーカスしたいところなのです。

確かに要因の一つとして分子生物学、更に言うと構造的に生物かどうか
というのも含まれます。
ですがそれは西洋的には犬猫猿と人間の違いは何かも同時に含んでいます。
(西洋では動物はモノ扱いです。)
動物と人間とロボット、これらは何を基準としてどう違うのでしょう。

共通しているのは、最低限すべて原子から成り立っていることです。
そうなると道端の石とだって同じと言うことです。

何が違うのか?
人間は動物と違い、高度な社会を構築しています。
(中には群れという社会を構築する動物もいるのですが…。)
ロボットと、人間や動物では生体構造を持つかどうか、がありますが
前のとおり生体構造のロボットを考えられてもいいと思います。
あとはロボットは社会が無いことでしょうか。
一般的に人間社会に組み込まれる形にはなるでしょう。
(大多数のロボット研究者はそうなるようロボットを作っています。)

ですが私は、ロボットがロボットの社会を創ったらどうなるのだろうと考えています。
人間のような(もしくはそれとは違う彼ら独特の)知能を持ち、それらが自分達で
社会、法、ルール、組織を独自に作ったら…。

それは私にとって一生のテーマだと考えています。
そうなったとき人間社会はどうなるのか、未来はどうなるのか…。

ただ少なくても、ロボットが人間を滅ぼすことは無いと思います。
恐らく人間もロボットもお互いに、相互発展、つまり共生に興味を示すと思います。

第9回ROBO-ESC Mtg議事録2009/12/20

ちょっと間が空いてしまいましたが、第9回ROBO-ESC Mtgの議事録
(というよりMake:Tokyo Meeting 04打ち上げ&忘年会)です。

メンバーはI氏、O氏、T氏、どんゆうの4名。
K氏は私用&体調不良だそうでお大事に。
治すことを考慮したらどうでしょう?

内容は文字通り打ち上げかつ今年最後の活動なので、
サイコロを転がして水炊きで締めました。

サイコロですが、いままで一直線戦闘シナリオしかしていないせいで、
技能を使った情報収集がうまくやってもらえず、なかなか進みませんでした。
シナリオの組み方って難しいと実感。
ある意味みんな変にひねくれて考えてしまっているのかも(笑)。
まだクライマックスが終わって無いので次回やりませう。
2NDシーズンは一寸間が空きますが、皆さんの経歴を踏まえて
考えるシナリオをやっていきたいですね。

鍋はT氏が汁を買ってきてくれましたが、その前に私が作っちゃったので
次回使いましょう。
(って事は、また鳥鍋です。)

で本筋の準受動歩行機製作&実験検証は2月からですかね?
私のほうでも少しずつ実験してフィードバックしていきますが、
皆さんの考えをどんどんだしていってください。