2009年11月24日火曜日

Make:Tokyo Meetig 04お疲れ様でした

11/22,23にオライリージャパン主催のMake:Tokyo Meeting04に出展してきました。
我々ROBO-ESC Mtg初のお披露目舞台です。

出展物はLEGOの歩くやじろべえ(受動的動歩行)と、開催2日前に完成した
平地を歩く為の準受動歩行検証フレームの2点です。
こちらはまだ実験検討段階で歩けませんが(笑)。

メインの出展者としては初なので緊張するかなーと思ったのですが、
結構見学者が興味を持って観に来てくれて、
説明だけであれよあれよと時間が経って終わってしまいました。
かなり大盛況でそれなりに評価して観てもらえたかな?と思います。

特にLEGOが何の動力も無く綺麗に2足歩行するのが皆さん驚きだったようです。
小さいお子さんも結構気に入って?いじってくれました。

逆にロボットを研究されている方々からや、拳法や歩行を考えている方々から
かなり突っ込んだ質問も受けました。
例えば内蔵や横隔膜は歩く衝撃を受けるダンパーの役割を果たしていると思うので
上半身はいらないのか?とか、
飛脚さんは長距離を歩く為に確かに重心を前にして歩いていますよね?など。

ブースは我々のシマはみんなロボット関係の出展が多く、我々のお隣はフタバ電子産業様でした。
大手のエンタテインメントロボットメーカーです。
そういうわけで出展もロボットネタなのでちょっとプレッシャーでしたが、
実際は気さくにフレンドリーに交流が持ててよかったと思っています。

フタバ様もROBO-ONEのようなイベントとは違い、
参加者はみんな技術的に突っ込んだ質問をするので、かなり新鮮な手ごたえを受けて
展示説明をされていました。

私は思うのですが、今のROBO-ONEのような競技はいかにトルクの
あるサーボを使って大型に強く造るかがみんなの関心であり、
フタバ様のようにエクセルやパワーポイントでVBのような言語で制御する、
サーボモーターを多機能化させてマスタースレイブを実現するといった
技術的な革新を求めていないような気がするのです。
私の展示した受動的動歩行もそういった意味では革新的技術ですが、
こういった競技では既に決まった完成形があって、
(膝を曲げて小またにちょこちょこ振動するように歩く)
こういった発展性のある技術をなかなか取り入れてもらえない傾向があるように思えます。

Make:の場合は作り手は既知の考えではなく独創的なことを考えだす土壌があり、
アイテムを使い倒そうとするのでこういった温度差が生まれるんだと感じました。
そういう意味では我々もMake:に主眼を置いたのは良い判断だったと思いました。
逆にこの場で新しい技術をどんどん生み出してROBO-ONEで披露するのは面白いのではと
思っています。

それはさておき、気付けばあっという間の2日間でした。
手ごたえもかなりあったので、次回次々回にもGoodな展示をしていきたいと思います。

p・s
とはいえ初日は兄Ouch!Ouch!Ouch!がインフルエンザ予備軍になって、
彼のEmerge+ブースを私が掛け持ちしてかなり大変でした。
今度何か奢ってね。

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