2008年12月6日土曜日

今日のネタその1:NHKのアニメ

今日はネタは2つありまして、最初はNHKのアニメについて語ろうと思います。
とはいってもずいぶん昔の作品ですが。

まずは、天才テレビ君で放映されていたヴァーチャル3部作とよばれる、
「恐竜惑星」、「ジーンダイバー」、「救命戦士ナノセイバー」の3作品です。

「恐竜惑星」は恐竜のいた時代をヴァーチャル世界で探検できる世界で、
主人公の女の子、萌(あの萌え~の語源と言われている)がこの世界を
探検するうちに、平行世界から来た恐竜人類の戦争に巻き込まれる、
というストーリーです。
なかなか恐竜の紹介が多く、アクションシーンや科学考証
(特に量子物理の観察者の設定)が秀逸で、気に入っている作品です。

「ジーンダイバー」は「恐竜惑星」の世界観を一部引き継ぎながらも、
タイトルどおり遺伝子の歴史を遡って、進化の謎を解いていくという作品で、
「恐竜惑星」とは違い、戦争要素よりも純粋に生命の進化の過程と謎を
主人公の女の子、唯が明らかにしていくという作品です。
この作品は、色々な時代の生物繁栄や絶滅が意外な原因で描写されていて、
SF的に観ても大胆な話でとても気に入っています。
特に原因の存在が、なぜ生命進化を促しているのかというところは
ありがちですが、当時はかなり新鮮なものでした。

「救命戦士ナノセイバー」(以降「ナノセイバー」)は前2作とは違い、
患者の体をバーチャル構築しナノセイバー達が治療し、
実際の患者はナノマシンで治療すると言う話で、
人間の臓器の役割や仕組みを解りやすく説明しつつも、
シリーズ後半は体内に住む異星生命体とのコンタクトや、
宇宙の相転移など、トンデモ方向に進んだ作品でした。

共通していえるのは、天才テレビ君という番組の枠で、
視聴年齢層を考えつつも、科学考証や大胆なストーリーで
う~んと唸らせるものが多いことです。


次は個人的に好きなNHK総合金曜日19:30から放映されていた、
アニメ物語シリーズとでも言いましょうか、その中の
「ふしぎの海のナディア」です。
この作品は有名なガイナックスが制作し、庵野秀明氏が監督した
有名な?ものです。

当時NHKで、へそを出した可愛い超ワガママ女の子が、メカバリバリ、
有名アニメのパロディ全開というのは考えられないものでした。
また全39話構成で、ぎりぎりまで結末がはっきりするのかヒヤヒヤした
作品でもあります。
纏め方は秀逸でした。


ま、NHKのアニメもなかなかいいものがあるなと思う今日この頃でした。

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